最新号ニュース(2024年4月1日号) NEW!

 
~国内縫製~
昨年から一転 縫製スペースに空き
――受注確保へ向け奔走
――在庫圧縮・発注減が背景に
昨年のタイトな状況から一転、国内の縫製スペースに空きが目立ってきた。仕事の確保に奔走する工場が多く、「先が見通せない」といった悲観的な声も大きくなっている。昨年はコロナも落ち着き、一斉に増産に踏み切ったが、暖冬の影響もあり、在庫を残したアパレルや小売りも多い。販売が比較的好調だったところも発注量は抑えている。工場が工賃値上げに動いたことで海外にシフトした要因もある。こうした中で、M&Aの動きも活発になってきた。これまでも繰り返してきた縫製工場をめぐる需給の波。しかし、これを繰り返す毎に国内の縫製基盤は縮小を続けてきた。工場の自助努力だけで存続は無理であり、行政を含めて危機感を持っての国内縫製対策が必要だ。
【その他の1面の記事】
■トンボ
創作屋の全株を取得
――「日本の縫製文化守る」
◎第一ニットのアイアグループ入り発表
■日本縫製機械工業会
小・中・高ホームソーコンクール
――上位受賞者招き表彰式
■JUKI
テックスプロセスに出展

◎YKK
「ファスニングアワード」の作品を募集
◎日本衣料管理協会
TES試験を7月14日実施

【2面】
「スポーツ・衣料資材の市場環境と取り組み」
◇帝人フロンティア
欧州減を米国カバー
――国内はコスト高に苦慮
――欧米と日本で温度差のサステイナビリティー
◇東レ
消費の2極化に対応
――猛暑対策とニット強化へ
――〝軽く暖かい〟「カルイシ」を欧米向けにも訴求へ

■YKKファスニング事業の24年度方針
適時・定在・適量に対応
――デジタル化、コスト競争力で
■YKKのファスナー
金属部分も環境配慮
――低炭素アルミを採用    
【3面】
■外国人受け入れ
「特定1号」に繊維業追加
――新制度まで技能実習から移行
―― 人権対策などの要件を追加
■アベイルがDXサポートを強化
新たに「カルミ」を提供
――3Dデータを圧縮、閲覧も
◎小谷雄祐氏が新社長に就任
■三陽商会「マッキントッシュフィロソフィー」メンズ
超音波無縫製のコート
――青森ファクトリーで開発
■菅公学生服
中学、高校3校が導入
――制服・体操服の循環型プロジェクト

◎明石グループ
増収もコスト増で2年連続減益

☆「東レACS」服つくりの未来を創る㉞
――Web3・0からWeb4・0へ〈2〉
【4面】楽天ファッション・ウィーク東京2024年秋冬
目立ったエレガントできれいな服
――仕立ての良さや、無地でシルエットを際立たせる
――バッグを小道具に使用
【5面】大野順之助からのメッセージ(209)
基本の「基」を復習(35)
――ラグラン袖の基本②
【7面】工場レポート
◇ヴェルデュール〈岐阜県羽島市〉
高品質なカットソー製品を一貫生産
――明るく広々とした工場に改修
――伸縮素材への対応力が強み
――〝1級技能士の近藤社長〟「縫製塾」を開講、産地の若手技術者の養成へ
【8面】
■インタビュー
◇デザイナー
小山 雅人 氏
Jクオリティイー「『ピッテイ』評価の次を見据えて」
――〝静かなる上質〟受ける
――生活文化からの服作り
――工場を国が支える未来を

アパレル工業新聞社

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